見本サンプルを目安に作る
製造見本となる現物バネ、破損バネなどから作ります。見本通り、破損の忠実な再現を狙うのは勿論ですが、場合によってはカスタムします。見本よりも簡素にして価格を抑えて機能がある程度保証されれば良しとしたり、逆に機能を拡張・拡充できるようにカスタムしたりします。それも相談で決めていきます。
他社のカタログを目安に作る
バネにも通販サイトがいくつかあり、そこにカタログ的にバネが売られています。依頼があるのは、そのカタログ一覧にないバネが欲しい場合です。よく言われる内容は、一覧よりも大きいバネ、一覧よりも反発力が大きいバネです。そういう場合の依頼は、一覧のラインナップの傾向を見て、推測してバネの条件を設計し提案しております。
バネを使いたい場面から作る
例えばですが、機構からバネを選定します。レバー、ワイヤー、ストッパーと部品があり、レバーを引けばワイヤーを伝ってストッパーがが動く機構があったとします。その場合の、レバーを動かす力（＝ストッパーを動かす力）をバネで考えます。レバーを目いっぱい動かすと１キロの力が出てストッパーが外れる機構と推算された場合、それに合うバネを設計します。
上記以外の場合もあり、図面が無くても相談しながらバネを作る事は出来ますので是非一ご連絡下さい！
