お問い合わせをいただいたあと、こちらから聞き返すことがよくあります。お返事のやりとりが2往復、3往復と増えて、その間お待たせしてしまう。これが申し訳なくて、最初にこれだけあれば話が早い、というものを4つにまとめました。

全部そろっていなくても大丈夫です。1つでもあれば始められます。

① 現物・写真・手描きのメモ、どれか

一番強いのは現物です。折れていても構いません。こちらで測ります。

現物が無ければ写真を。このとき、横に定規かノギスを置いて撮っていただけると大変助かります。大きさが分かるだけで、話の進み方がまるで違います。

鉛筆の先に載せた小さな引きバネ。鉛筆と並べることで大きさが分かる
こういう撮り方で十分です。鉛筆でも、定規でも、硬貨でも構いません。横に何か置いてあるだけで、大きさが伝わります。

写真も無ければ手描きのメモで十分です。絵の上手下手は関係ありません。実際にいただいたメモと、そこからどう進めるかは図面がなくてもバネは作れますに書きました。過去にどんなものから作ってきたかは図面無しでバネを製作した事例にまとめてあります。

② どこに使うものか

「何を押さえたいのか」「どのくらいの力が要るのか」「よく動くのか、押さえっぱなしなのか」。

ここが分かると、形を真似るだけでなく、ちゃんと使えるものが作れます。逆にここが分からないと、寸法は合っているのに現場で使えない、ということが起きます。

一言でいいです。「機械の蓋を押さえるバネです」くらいで十分伝わります。

③ 数量

1個でも構いません。数によって作り方も値段も変わるので、だいたいの数を教えてください。

「まず1個、良ければ100個」のような書き方でも大丈夫です。むしろその方が話が早いです。

④ いつまでに必要か

急ぎかどうかで、こちらの動き方が変わります。

「急ぎではないです」も立派な情報です。言っていただければ、無理のない段取りが組めます。

決まっていなくていいもの

  • 材質は分からなくて大丈夫です(②が分かればこちらで決められます)
  • 図面も要りません(①があれば足ります)
  • 寸法を調べていただく必要もありません(測るのはこちらの仕事です)

心配なことがあれば、それも一緒に書いてください。「錆びると困る」「音が鳴るのが嫌だ」「前に頼んだところで折れた」。そういう一言が、実は一番役に立ちます。

ご依頼から納品までの流れは取引の流れのページにあります。

1967年から愛知県高浜市でバネを作っています。分からないところは、分からないまま送ってください。